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映画の感想ブログと時系列に並べた映画年表のサイトです。

『オリエント急行殺人事件』面白いけどラストは納得いかないよ、ポワロさん!

作品情報

原題: Murder on the Orient Express
監督: ケネス・ブラナー
脚本: マイケル・グリーン
製作: リドリー・スコット、マーク・ゴードン、サイモン・キンバーグ、ケネス・ブラナー、ジュディ・ホフランド、マイケル・シェイファー
制作総指揮: アディッティア・スード、マシュー・ジェンキンス、ジェームズ・プリチャード、ヒラリー・ストロング
キャスト: ケネス・ブラナー、ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー、ジュディ・デンチ、ジョニー・デップ、ジョシュ・ギャッド、デレク・ジャコビ、レスリー・オドム・Jr、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー
音楽: パトリック・ドイル
上映時間: 114分

 

ざっくりあらすじ

探偵のエルキュール・ポワロは休暇のため豪華寝台列車オリエント急行に乗り込む。
のんびりしたかったポワロだが、列車の中で殺人事件が発生。
鉄道会社の友人に頼まれ、しかたなく密室殺人事件を調べ始める。
乗客に一人ずつ聞き込み調査を始めるポワロだったが・・・・。

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【感想】映像の綺麗な古典ミステリーって感じです。

アガサ・クリスティの小説『オリエント急行の殺人』を原作とした映画。

あまりに有名で映画にも舞台にもなっている作品ですね。

私は知ってはいましたが、実際観るのは初めてでした。

原作も読んだことがなく、ほんとに純粋な一見さんとして映画を観ました。

 

まず、単純に面白かったです。

私が初見だからかもしれませんが。

さすが名作と言われる作品は脚本がすばらしいですね。

小説読もうかと思うほどにしっかりした脚本だと思いました。

潔癖だけどユーモアがあって頭がキレ過ぎるポワロ、素敵です。

ヒゲがダサいけど、ヒゲ以外は素敵です。

ケネス・ブラナーさんは相変わらず渋いですね。

 

そして他の豪華なキャストも実に良かった。

もちろん映像もめちゃ綺麗です。

冒頭のエルサレムの街並みや雪景色を走る列車に見とれます。

しかしそれ以上にキャストに見とれちゃいました。

 

ジェダイじゃないデイジー・リドリーさんが美しくてうっとりです。

ミシェル・ファイファーさんは年を取っても美人でラストの熱演もさすがでした。

ウィレム・デフォーさんの個性的な顔は「スパイダーマン」のゴブリンのままですね。

ペネロペ・クルスさん、いつも闇を抱えてる女性役な気がします。

ジョシュ・ギャッドさんは「アナ雪」のオラフの声の人なんですね。気づかなかった!

ジュディ・デンチさん、80歳超えてもまだまだ元気ですね!

世界的に有名なダンサーのセルゲイ・ポルーニンさんも独特過ぎる存在感でした。

ジョニー・デップさんはいつも通りの悪者顔で、ポワロと対峙するシーンはシビれました。

それぞれ素敵でしたが、

ケネス・ブラナーさんの独り舞台って印象でもありました。

それほどケネスさんのポワロが際立っていて、彼のプロモーションムービーのようでした。

 

そんな豪華なキャストと素晴らしい原作なのですが、

オリエント急行入門者の私はどうしてもラストが腑に落ちません。

 

腑に落ちないというか、気に入らないというか・・・。

原作と同じラストなのでしょうけど。

 

ここから若干ネタバレっぽくなります。

本作観てない方、原作知らない方はご注意ください。

 

正直、犯人についてのオチ部分は想像もつきました。

私が「名探偵コナン」とか読む時に「こんな結末あったらな」といつも思っていたオチです。

 

そこはいいのですが、その後です。

犯人の動機に同情?して警察に真相を言わないって、どうなの?

私立探偵だから警察と違って逮捕しなくてもいいのでしょうけど。

彼の正義はどこにあるのだろうか。

とポワロ初心者の私は思ってしまいました。

「善か悪」しかないと言っていたポワロさんですが、白黒はっきりできなかった。

いやいや、普段は善良な人でも人を殺しちゃったら殺人犯、犯罪でしょう。

それを見逃していたら法の意味がない。

 

ポワロは被害者に頼まれた身辺警護を断り、結果として被害者は殺された。

断らなかったら殺されず、犯人も殺人者にならなかったかも知れません。

ポワロにもそんな負い目とかあったのでしょうか。

しかし、そんなことは関係ないのです。

どんな動機があろうが、きっかけがあろうが、殺しちゃった時点で罪人なんです。

過去にはもう戻れないのです。

 

確かに裁くのは法であって、捕まえるのは警察の仕事かもしれません。

探偵ポワロとしては真実に辿りついたので、良かったのかもですが。

 

が、しかし彼の正義はそれで良かったのでしょうか。

 

私としては納得いかない部分でした。

むしろ、自首してほしいと思いました。

犯人が殺した動機を強く訴えればこそ、自首しましょうって感じです。

自分は裁かれたくないけど殺したい、は違う気がします。

捕まるし犯罪者になるのは分かっていても殺したい、のなら理解はできます。

私も犯人の境遇ならそういう思いになると思います。

 

映画では描かれないけど、犯人は自首しててほしいな・・・。

と願って止まないエンディングでした。

 

まあ、映画としては面白かったので、満足です。

 

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