『プロジェクトA』感想。アクションとコメディ要素が絶妙なジャッキー映画
作品情報
原題: | A計劃/Project A |
監督: | ジャッキー・チェン |
脚本: | ジャッキー・チェン、エドワード・タン |
製作: | レナード・K・C・ホー |
制作総指揮: | レイモンド・チョウ |
キャスト: | ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウ、イザベラ・ウォン、ディック・ウェイ |
音楽: | マイケル・ライ |
上映時間: | 105分 |
ざっくりあらすじ
二十世紀初頭、イギリスが統治する香港では海賊行為が横行し幅を利かせていた。
そんな中、水兵のドラゴン(ジャッキー・チェン)は海賊を取り逃がしてばかりいた。
ついにはイギリス海軍の提督が海賊に捕まってしまい、救出のため陸上警察のジャガー隊長(ユン・ピョウ)、コソ泥のフェイ(サモ・ハン・キンポー)と手を組み、共に提督の救出と海賊の討伐に乗り出すのだった・・・。
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【感想】
古き良きジャッキー映画。代表作の一つと言える映画です。
さすがに面白い!
Huluでジャッキー映画特集やってたので久々に鑑賞しました。
ハリウッドで活躍するようになって、もうずいぶん経ちますが、もともとは香港で本格的なカンフー映画からコミカルなアクション映画を撮っていましたね。
既にこの頃からジャッキーの映画スタイルが完成されてます。
もちろんハリウッドでのジャッキー映画も面白いですが、やはりこの当時のジャッキー映画はいつ観ても面白いです。
私の世代の男子は幼少期をジャッキーと共に過ごしたと言っても過言ではないと思います。
男子はみんなカッコいいカンフーに憧れて育ったものです。
「酔拳」、「ポリスストーリー」、「スパルタンX」など面白い映画が沢山ありますが、その中でも「プロジェクトA」は普段カンフー映画を観ない方でも入りやすい、万人受けする作品だと思います。
多分、私的には。
ジャッキーのいつものコミカルさとアクション、そしてお馴染みのサモ・ハン・キンポーとユン・ピョウのトリオが最高です。
そして完全に暴力的な映画なのにコミカルさと定番の格闘中の「あの音」でバイオレンスさが減ってる気がします。
そしてふざけたキャラクターが多いのもジャッキー映画の面白さの一つですね。基本みんなふざけてます。
90年代以降はワールドワイドなジャッキー映画になってきて、それはそれで楽しいですけど、やっぱり昔から観てる世代にとっては、80年代に入ってからの「プロジェクトA」、「スパルタンX」、「ポリスストーリー」、「プロジェクトA2」あたりの作品は最高です。
(思い出補正もあると思いますけど)
最近の若い人たちってジャッキー映画とか観るんでしょうか。
「〇〇モンキー」シリーズなど70年代のジャッキー映画は流石に映像も古くて観る人を選びますので、昔のジャッキー映画を知らない方は、是非「プロジェクトA」から観ることをお勧めします。