『カイト/KITE』感想 主人公の女の子は可愛いけど物語は展開が読める・・・
作品情報
原題: | Kite |
監督: | ラルフ・ジマン |
脚本: | ブライアン・コックス |
製作: | アナント・シン 、ブライアン・コックス |
キャスト: | インディア・アイズリー、、サミュエル・L・ジャクソン、カラン・マッコーリフ、ジャコ・ミュラー、アナベル・リンダー、デオン・ロッツ、カール・ビューカス、ジョリーン・マーティン、マシュー・ヴァン・リーヴ、クレオ・リンクウエスト |
音楽: | ポール・ヘプカー |
上映時間: | 90分 |
ざっくりあらすじ
金融危機により崩壊してしまった近未来では少女が人身売買されていた。
幼いころに両親を殺された少女サワ(インディア・アイズリーさん)は父親の相棒だった刑事のアカイ(サミュエル・L・ジャクソンさん)に守られながら、暗殺者として成長していた。
サワは親の敵に復讐するため、娼婦に成りすまして人身売買組織を相手に暗殺を続けていたが、精神バランスを保つために記憶が薄れていく怪しい薬を服用していた。
次々と暗殺を遂行しターゲットに近づくサワだったが・・・・。
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【感想】普通です。
セクシーな暗殺者の復讐映画。
とにかく主人公サワ(インディア・アイズリーさん)がかわいらしく、セクシーシーンが多いのがこの映画の一番の見どころです。
インディアナさん初めてみましたけど、なんともいい雰囲気の女優さんです。
彼女のファッションビデオのような映画です。
物語はいたって単純な復讐劇。
両親を殺された少女が復讐のために人身売買組織の人間を殺していくというベタなお話です。
アクションも目新しいものがなく、かわいいインディアナさんだから素敵って思えるくらいです。
バイオレンスなちょいグロシーンがあるからか、性的な要素の為かR15に指定されてますが、それほど過度な感じはありません。
一言でいうとさほど面白くなく、普通!って感じの映画です。
一人ずつ組織の人間を暗殺して、親の仇であるターゲットに近づいていく流れなのですが、単調な上に黒幕が誰かとか分かりやすくて先が分かっちゃう展開になってます。
そりゃそうだろうよ!って思う人物が黒幕でした。分かりやす過ぎてびっくりです。
組織の敵も弱すぎるのもつまらなく感じてしまうポイントかもしれません。
主人公サワが暗殺者として強すぎると言えばそれまでですが、そういう感じじゃなく敵が弱すぎるんです。
こんな奴らに街を牛耳られるってどうなの?って感じです。
金融危機で破綻した近未来らしいですが、どう破綻してるのかイマイチこの世界の状況が分からないのも入り込めない理由でした。
衣装もオリジナリティを出した未来的なデザインになってるんですが、映像の色合いと併せてオシャレにしてるだけです。
破綻して治外法権となった近未来感を感じられませんでした。
サミュエル・L・ジャクソンさんの衣装はダサかったし。
この役サミュエル・L・ジャクソンさんじゃなくても良くない?って感じです。
せっかくサミュエルさんを出すならもっと濃いキャラとか癖のあるキャラにすればいいのにな。
結論、
なんとなくオシャレな映像のセクシーなアサシンの普通の映画でした。
ちなみに原作は梅津泰臣さんって人の日本のアダルトアニメらしいですね。
私は見てないですが、原作見ると印象も変わるのかもしれませんね。