『キングコング:髑髏島の巨神』感想。キングコング映画というより怪獣映画。
作品情報
原題: | Kong: Skull Island |
監督: | ジョーダン・ヴォート=ロバーツ |
脚本: | ダン・ギルロイ、マックス・ボレンスタイン、デレク・コノリー |
製作: | トーマス・タル、ジョン・ジャシュー、アレックス・ガルシア、メアリー・ペアレント |
製作総指揮: | エリック・マクレオド、エドワード・チェン |
キャスト: | トム・ヒドルストン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・グッドマン、ブリー・ラーソン |
音楽: | ヘンリー・ジャックマン |
上映時間: | 118分 |
ざっくりあらすじ
周辺が暴風雨に覆われて外海からの侵入を拒む謎の島、髑髏島。
その島へ主人公率いる調査団が武装ヘリで侵入する。
ヘリでいきなり島にサイズイック爆弾を投下しまくっていると巨大なコングに襲われる。
バラバラになった隊員たちはコングに復讐を挑む者、脱出を目指す者などそれぞれの思惑で動き始める。
原住民と出会い徐々に島の謎が判明していく中、コング以外の怪物も登場し、島は怪獣バトル大会となっていく。
そんな中で人間たちは無事に生き延びて脱出することができるのか。
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【感想】普通に面白いです。
これまでもキングコングは何度か映画化されてますが、今までの美女と心通わすゴリラの映画というより、超絶デカいゴリラが登場する新しい趣向の映画です。
過去最大にデカいコングらしいですね。
そもそも怪獣映画を同一世界でリンクさせるクロスオーバー作品を前提として作られてますので、今後本作と繋がる他の映画が製作され、様々な怪獣たちが同じ画面に溢れることになります。
怪獣版のアベンジャーズみたいな感じの企画です。マーベル作品、DCコミックス作品、ダーク・ユニバースのプロジェクトといい流行りの手法ですね。
で、今回のキングコングですが、映画としては普通です。
ビックサイズのコング、よくわからない怪獣やモンスターなどが出てきて迫力あるバトルが繰り広げられます。
が、それだけです。モンスター映画が好き方には最高かもしれません。
私としてはもっと絶望感が欲しかったです。普通の人間はどうしようもない状況でもっと仲間も死んでいくような感じの。
どうしても主人公たちに都合よく展開しすぎるのが何だかなぁ。
コングが人間くさいのもなんだかな。
もっとモンスター運動会みたいに突き抜けてほしかった。
ま、次回作には馴染みのモンスターも絡んできそうだったので期待したいですね。