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映画の感想ブログと時系列に並べた映画年表のサイトです。

『ダンケルク』感想。恐ろしく普通に戦争映画。

作品情報

原題: Dunkirk
監督: クリストファー・ノーラン
脚本: クリストファー・ノーラン
製作: クリストファー・ノーラン、エマ・トーマス
製作総指揮: ジェイク・マイヤーズ、グレッグ・シルバーマン
キャスト: フィン・ホワイトヘッド、トム・グリン=カーニー、ジャック・ロウデン、ハリー・スタイルズ、アナイリン・バーナード、ジェームズ・ダーシー、バリー・コーガン、ケネス・ブラナー
音楽: ハンス・ジマー
上映時間: 106分

 

ざっくりあらすじ

1940年。
ドイツ軍に包囲され、フランスのダンケルク海岸から動けなくなったイギリス、フランスの連合軍。
撤退用の船はわずかしかなく、海岸には40万人の兵士が立ち往生していた。
一方、イギリスでは民間船も総動員して40万の兵士を救出するため、民間人含め多くの船が出港し海上をダンケルクへ向かっていた。
上空ではドイツ空軍機の攻撃を阻止すべく、英国空軍のスピットファイア戦闘機が激しい航空戦を繰り広げる。
40万人の連合軍がダンケルクから撤退するダイナモ作戦はいかにして成ったのか。
陸、海、空の3つの視点でダンケルク撤退戦を描くサスペンス。

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【感想】思いのほか普通です。

なんだかんだやっぱり戦争映画。

ノーラン監督の作品が好きで変な方向に期待をし過ぎてました。
史実を元にした物語なので、過度な脚色が出来ないのは当たり前ですが、そこをどう捻ってトリッキーな演出をしてるのかと。
すごいサスペンス映画になってるのかと思ってました。
映画はやっぱり先入観とか持たずに観ないといけませんね。

ノーランさんはインタビューで「戦争映画というよりサスペンス映画だ」的なことを言っていました。
時間との戦いを描いたサスペンスだと。確かにサスペンスっぽい感じで、メメントを思い出すような作りになっていたのですが・・・。

この映画は3つの視点で物語が展開します。

主人公的な若いイギリス兵のトミー二等兵(フィン・ホワイトヘッドさん)。
彼がダンケルクの港町にから海岸に逃げ込んでくるところから物語は始まります。
海岸ではトミー二等兵を中心とした連合軍の兵士がいかにして撤退を試みるかが描かれます。

そしてイギリスの港町では、ダンケルクの兵士を救出に向かう民間人ミスター・ドーソン(マーク・ライランスさん)が自分の小型船で息子と共に海に出ます。

最後にダンケルクの連合軍を攻撃すべくドイツの戦闘機が空を飛び、それを阻止しダンケルクの陸軍を守るためイギリスの戦闘機スーパーマリン スピットファイアが空中戦を繰り広げます。

陸、海、空の3つの視点で、陸は1週間の出来事として、海は1日の出来事として、空は1時間の出来事として、時間軸の違うそれぞれのシーンが並行して展開していきます。

そしてクライマックスに向けて繋がっていく。

この説明だけだとサスペンス的にすごく面白そうなんですけど、実際は見てて「しんどい」です。

全体を通して極端にセリフが少なく、普通の映画のような説明台詞があまりありません。
主人公の名前すら出てきたのか覚えてないくらいです。映像や音、役者の表情などで緊張感などを表現していて、リアルな映像表現や迫力、臨場感の作り方はさすがだなって思いました。
それゆえの息苦しさとか、いつ死ぬか分からない恐怖感とか、見てて辛いです。

考えてみれば戦争映画ってそんな感じですよね。見てて楽しい戦争映画ってないですね。

サスペンス仕様の構成・演出がなされてはいましたが、なんだかんだ普通に戦争映画でした。

映像や音響はほんとうに素晴らしい臨場感をもららしています。
観るならぜひ劇場がいいと思いますが、戦争映画と思って見た方がいいかな、と思います。
私はサスペンス映画だと思って見て失敗しました。

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