『ポンペイ』感想。映像は凄いけど王道な展開の映画。
作品情報
原題: | Pompeii |
監督: | ポール・W・S・アンダーソン |
脚本: | ジェネット・スコット・バチェラー、リー・バチェラー、マイケル・ロバート・ジョンソン |
製作: | ポール・W・S・アンダーソン、ロバート・クルツァー、ジェレミー・ボルト、ドン・カーモディ |
キャスト: | キット・ハリントン、エミリー・ブラウニング、キャリー=アン・モス、アドウェール・アキノエ=アグバエ、ジェシカ・ルーカス、ジャレッド・ハリス |
音楽: | クリントン・ショーター |
上映時間: | 105分 |
ざっくりあらすじ
ローマで奴隷となったマイロ少年は激強の剣闘士に成長する。マイロは剣闘士の大会に出るためにローマからポンペイに連れていかれる。道中で金持ち商人の娘カッシアと出会い、恋に落ちる。カッシアは婚約者がいたがマイロに恋して駆け落ちしそうになるが、結局連れ戻され、マイロは大会に出る。大会でカッシアの婚約者に殺されそうになるが、火山が噴火して大会どころではなくなる。
命を狙われ火山が噴火し大混乱の中、無事に逃げてカッシアと結ばれることはできるのか。
そんな感じの内容でした。
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【感想】普通です。
バイオハザードのポール・W・S・アンダーソンさん監督作です。
ストーリーはいたって王道でシンプル。
ポンペイ版のタイタニックと言われるようなラブストーリーらしいのですが、私は全然ラブストーリー感を感じませんでした。
金持ちのお嬢さんが道中にたまたま見かけた奴隷がイケメンでいい体してて、ドキって感じで恋に落ちるんですが、衝動的すぎて共感がなかなかできません。
まぁその後も絡みはあるんですが、ラブの行方はどうでも良かったかな。
主人公マイロを演じるキット・ハリントンさんは海外ドラマのゲーム・オブ・スローンズにも出てるんですが、彼がイケメンでかっこいいんです。剣闘士のシーンも見ごたえはあり、ちょっと困り顔のキットさんを応援したくなります。
戦闘シーン、マイロのかっこ良さ、火山の噴火シーンなどは迫力もあって良かったです。
問題はラストです。個人的には凄く苦手なラストシーンでした。
ああ~結局この展開かいって突っ込みたくなる感じで残念です。
ベタ過ぎるというか、ドラマチックな展開なのかもしれませんが、もう少しやりようあるだろうって思います。残念。
ぜんぜん面白くないわけじゃないですが、普通ーーーーって感じの映画でした。
因みにこの監督の映画はだいたい同じ感想を持つので、私の好みの問題ですかね。